壁クレセカイリューブシン【シングル】
ポケモン | 持ち物 | 技 | 特性 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
クレセリア | 光の粘土 | サイコキネシス | 凍える風 | リフレクター | 光の壁 | 浮遊 |
カイリュー | ドラゴンジュエル | 逆鱗 | 神速 | 流星群 | 龍の舞 | マルチスケイル |
ローブシン | ラムのみ | ドレインパンチ | マッハパンチ | 冷凍パンチ | ビルドアップ | 鉄の拳 |
ランドロス | 拘りスカーフ | 地震 | ストーンエッジ | 蜻蛉返り | 地割れor大爆発 | 威嚇 |
ハッサム | オボンの実 | バレットパンチ | 蜻蛉返り | ダブルアタック | 剣の舞 | テクニシャン |
ウルガモス | 炎or虫のジュエル | オーバーヒート | 虫のさざめき | ギガドレイン | 蝶の舞 | 炎の体 |
壁張り役をクレセリアに変更。基本選出はクレセリアカイリューローブシンの形で、裏3枠で保管をする形のPTです。
ラティオスやライコウで壁を張る場合、初手に出したときガブリアスやランドロスと対面するとスカーフを警戒しなければなりません。
その点、クレセリアは虫のジュエルウルガモスなどを除けば初手で落とされることはまず無く、壁張り始動としては非常に優秀なポケモンだと思います。
ライコウに比べ、対キノガッサ・マンムーに強く、控えにおいておいても腐りにくいという部分も使っていて優秀だと感じました。
また、クレセカイリューブシンの並びにすることで三日月の舞型のギミックと判別が付きにくくしています。
PT全体でキノガッサ、ハッサムに強くした反面、水タイプへの遂行がしにくい形になってしまった感じは否めません。
霊獣ランドロスを霊獣ボルトロスにすると役割的には差し支えがなく、水タイプの遂行能力が上がりますが、PT全体に岩技が一貫しやすくなります。
壁構築によくありがちな「壁を張って積んで殴ればいい」みたいな安直な思考がライコウのころよりしやすくなった気はします。急所は知りません。
以下個別解説
◆クレセリア
配分:197-*-141-139-151-135(H12 B4 C252 D4 S236@控え目)
ライコウで壁を張る場合に面倒に感じたキノガッサより早くし、155-92のキノガッサをサイコキネシスで最低乱数以外で落とすことが出来ます。PT全体で厚めに組んでいるのにそこまでする必要性があるか?とも思いますが無振りギャラドスを3発で落としたり、バシャーモを確定1発で落としたり等にも極振りする必要があり、中途半端に耐久に回すよりも火力に回すべきだろうと判断しました。凍える風についてはガブリアスに対して剣舞ジュエル逆鱗をする余裕を与えない(剣舞2回+ジュエル逆鱗で壁を貫通してクレセが落ちる)Sを1段階下げることで後続が抜かすことが出来る範囲が増え、有利な状況が作れるなどを考慮して採用しました。
◆カイリュー
167-204-115-108-120-132(H4 A252 S252@意地っ張り)
舞いジュエル逆鱗での殲滅力が非常に高いエースポケモン。流星群は襷ガブリアス対策用になるほか、逆鱗で拘りたくない場面が多くて使用頻度は高めでした。壁クレセリアと組ませることで龍の舞を積むことが容易になり、マルチスケイルが潰れた後でも舞う余裕があって使い勝手が良かったです。流星群を採用する際、C無補正にすることで落とせる範囲を広げようとも考えたのですが、物理特殊ともに耐久を下げることに抵抗を感じて下降補正のまま採用しました。
◆ローブシン
207-178-120-*-116-66(H212 A12 B36 D244 S6@意地っ張り)
壁武神のテンプレート配分を少し弄ったものです。HPを16n-1に下げ、その分だけ特殊耐久に回しました。ラムのみを持つことによりキノガッサやカバルドンに対して強めになるほか、対レパルダス要員としても機能します。鉄の拳のためストーンエッジから冷凍パンチに変更しました。低命中技がなくなり不安なく動ける反面、ウルガモスやシャンデラ等に隙を見せる技構成になったため、周りの負荷が大きくなったように感じます。冷凍パンチからストーンエッジに戻した場合は逆にランドロスの処理が難しくなります。全体でウルガシャンデラはカバーし切れると判断したので冷凍パンチを採用しました。
◆ランドロス(霊獣フォルム)
165-216-111-*-101-142(H4 A252 B4 D4 S244@意地っ張り)
壁との相性の良さは抜群だと感じるポケモン。また電気の一貫性を消すために入れたポケモンでもあります。地割れにすることで初手でソーナンスにキャッチされた時に重宝します。爆発の使用頻度があまり高くないので地割れでもいいかな、と思っています。クレセリアの凍える風で抜ける範囲を増やすために陽気とどちらがいいか検討中。意地っ張りの利点は相手のスカーフガブリアスかどうかの判別がしやすかったり、単純に火力重視になるほか高くてランド+αで崩せる相手が増えるなどメリットもあるので自分が使うなら意地っ張りで使いたいと思ってます。
◆ハッサム
177-193-120-*-107-66(H252 A204 D52@勇敢)
HAベースのオボンハッサム。耐久は控え目スイクンのジュエルハイドロポンプやボルトロスの10万ボルトオボン込2耐えまで振って、残りをAに回しました。ダブルアタックを採用した特徴的なハッサムです。対グライオン用の技である他、ボルトロスや身代わりスイクン、キノガッサ等に対しても有効な技です。クレセハッサムブシンの3匹の並びは、相手のラティハッサムの並びやクレセリアに薄いため裏でカバーする必要があります。そこを補えるハッサムはまさに適任だと思います。後攻蜻蛉からアタッカーを無傷で出しやすくするため、勇敢個体を採用。
◆ウルガモス
161-*-85-205-125-152(H4 B4 C252 S252@控え目)
ハッサムの項にも書きましたが、相手のラティハッサムに強めのポケモンとして採用。スイクンやブルンゲルに打ちあいやすい様にギガドレインを搭載。クレセドランの並びに強いようにめざめるパワー地面を採用しようと思っていましたが、立ち回りでカバー出来る範囲と考え、ギガドレインを優先。壁下からの積み技のし易さに加えて、ギガドレインのおかげで一応回復ソースを持っているため、予想より場もちがよいポケモンでした。持ち物については調整が足りてない部分があるので、もう少し回して加筆したいと思います。
カイリューやウルガモスなどの抜き性能の高いポケモンがステルスロックに弱いせいで、警戒しすぎると選出に幅が利かせにくく感じる麺もありましたが、カイリューに関しては壁を張ってしまえば強引に舞って行きやすいと感じました。
壁構築の中ではかなり基本選出で動かしやすいPTだと思うのでこの構築をベースにして結果が残せれば良いなと思います。